2008年02月23日

【ニュース】「3歳児に献血を」迷惑チェーンメール、問い合わせ殺到

 スパムメールとは違うのですが、迷惑メールの一つに「チェーンメール」というものがあります。「不幸の手紙」の電子版というべきものです。
 幸いなことに私自身はここ数年受けたことがないのですが、現在掲題のメールが出回っているとのことなので、取り上げてみます。

【関連リンク】
昭和大学病院の名前が記載されたチェーンメールに関する緊急のお知らせ。
 (2008年2月21日付 昭和大学病院)

B型Rhマイナスの血液に関するチェーンメールについて
 (2008年2月22日付 日本赤十字社)
本日未明の朝日新聞サイトから引用します。
「3歳児に献血を」迷惑チェーンメール、問い合わせ殺到

2008年02月23日03時10分

 子どもへの輸血のためRhマイナスB型の人を探している、という内容の「チェーンメール」が広がり、入院先とされた昭和大学病院(東京都品川区)や献血事業を行う日本赤十字社の医療機関などに、20日から多数の問い合わせが入っている。同病院は、メールに書かれているような事実はない、と内容を否定している。

 チェーンメールは、受け取ったメールを複数の人に転送させるもの。今回は「知人の3歳の子が急性リンパ性白血病で昭和大に入院しているが、血液不足で手術を受けられない。誰かRHマイナスB型の方いませんか」との内容で、知人への転送を要請している。

 昭和大病院には21日から問い合わせが入り、1時間に10本以上の電話がかかってきた。このため同病院はホームページに「当院と一切関係がございません」と説明文を載せた。

 日赤には20日から各地の関係機関に問い合わせが相次ぎ、本社だけで100件以上の電話に対応したという。日赤も22日、ホームページに「全国どの地域においても、B型Rhマイナスの輸血用血液は不足しておりません」と掲載した。
 客観的に見ると典型的なチェーンメールのようです。

 非常に有名なチェーンメールはバラエティ番組「鉄腕DASH!」の企画で、『出演者の二人からそれぞれメールを出して、何人までつながるか競争中』との誘いで、『受けた人は既に文末に書いてある数十人の名前の後に自分の名を書き加えた上で5人に送って下さい』というようなメールが回って来る、というものです。
 これは随分前に私自身も知人から携帯メールで受けたことがあります。私から新たに5人に出さないことは簡単なのですが、ここで送信者やそのメールに同報されている人たちに「これはチェーンメールです」と親切心を起こしてメールを送ってしまうと、それ自身がチェーンメールになってしまう恐れがありますので、その時は心を鬼にして無視しました。

 もう一例は4、5年ほど前、若い女性から「良く当たる占いを聞いた」と、あるサイトを教える携帯メールをもらったものです。詳しい内容は忘れてしまいましたが「心理ゲーム」のような話が書いてあり(10人ほど名前を書いてみて、『*番目の人は貴方の運命の人、*番目の人は実は気になっている人〜』のようなご託宣がある)、最後に『占いが気に入ったらこのサイトを8人以上に教えて下さい。』と書いてあるものでした。
 メール本文には無いもの、これはやはりチェーンメールになってしまうものです。

 例えば1人から5人にメールを出すとして、何人(代)までつながるかというと、13代目には累計が日本の人口を越してしまいます。そして16代目には世界の人口も越してしまいます。実際そうならないのは、多くの人が次に出さずに止めているからです。

 とはいえ、ニュースのような善意に訴えるチェーンメールは忘れた頃に流行を繰り返しています。

チェーンメールが厄介なのは
 1.親しい知人から貰う例が多く、後で迷惑なメールを広めてしまったと知ってショックが大きいこと。最悪人間関係が悪くなる恐れがあること。
 2.医療、チャリティを題材にしたものでは迷惑なメールをばら撒いたどころか、善い事をしたとさえ思い込んでしまうこと(指定人数より多くばら撒いてしまうことがあります)。
 3.チェーンメールと知って訂正する、あるいはチェーンメールが出回っている、と知ってそれを知らせるメールを出すとそれ自身がチェーンメールになってしまうこと
など挙げられます。

 また上に挙げたニュースを読んで「こういうのがあるぞ」とメールで誰かに教えようとするとそれすらチェーンメールのきっかけに成りかねません。要約して教えたつもりが情報不足や、逆に見てきたような推測で尾ひれが付いてしまうことも考えられます。
 このニュース記事に『何人に出して』のようなメールの文面例が載っていないのもデマが真実味を帯びる危険性等を熟慮してのことと思います。

 ですので、もし当ブログのエントリを見て、「こういうチェーンメールが出回っているんだって」と誰かに教えるとしたら一次情報である掲題の朝日新聞サイトを見るように教えて下さい。
 URLは「 http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200802230001.html 」です。
 念を押すなら首記の関連リンク(昭和大学病院および日本赤十字社)をご確認下さい。

 くれぐれも記事中の病院や赤十字社などに直接お問合せにならないように、お願い致します。


posted by 末期ぃ at 07:23 | 🌁 | 対策と注意点 | Comment(2) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
この件は、ある携帯メールマガにあります。私も依頼メールを受け取っていましたが、チェーンメールと判断し転送やめました。
Posted by ブースカ at 2008年02月24日 22:08
ブースカさんは流石に賢明でいらっしゃいます。
最近チェーンメールというものを聞かなかったのですが、忘れた頃に流行するものです。
チェーンメールは知人から来るのが普通なので、迷うのですが止めないと更にしこりを残してしまいます。
勇気を出して止めてましょう。
Posted by 末期ぃ at 2008年02月24日 23:14
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