2007年04月20日

迷惑メールの傾向と対策

ワンクリックスパムをアップし終わったら載せようと思っていたのですが、迷惑メールの迷惑な理由で身につまされる事案がありましたので緊急にこの話題を取り上げます。
スパムと付き合って僅か半年少々の私が語るのもおこがましいのですが、知っている限りお伝えしましょう。
0.基本中の基本今日も飛来する迷惑メール。
対策は無視して削除。これに尽きます。
徹底して近づかず、開かずです。

1.迷惑メールの種類

○コンピュータウィルス、スパイウェア 幸い私個人のメールには届いたことはありませんが、会社では広まったことがあります。
怪しげな(特に英文の)メールが来たら添付ファイルは絶対開かず→削除(削除済みフォルダからも削除)
パソコンにウィルスチェックソフトを入れ、こまめにアップデートする。
(メールではないですが)怪しいアダルト、アングラサイトに近づかない。
など、当たり前のことですが。私だけは大丈夫、が危険です。
 ウィルスそのものでなく、デマウィルス(こういうメールが来たらウィルスだから多くの人に教えて、と騙るチェーンメール)もあります。

○チェーンメール
「何人に転送して」、「できるだけ多くの人に教えて」という文言があったらどんな内容でもチェーンメールです。
古典的な「不幸の手紙」系や「幸福の手紙」、TV番組の企画、占いゲームを装うものがあります。
善意を利用する手口のものもあります。輸血者急募や前記のデマウィルスなどですが転送した人が善いことをしたと思い込んでしまう所が厄介かつ、悪質です。
知った人から来ることが多いので処置に困ることも多いですが、勇気をもって止めましょう。

○スパムメール
これが私が収集研究対象にしているもので、迷惑メールでは圧倒的に数が多くて、なんとか来ないで欲しいものです。

2.スパムメール対策
○まず大事なメールアドレスは不用意に伝えないこと。
 アンケート、ユーザ登録などでアドレス記入は信頼できるところだけに。
 怪しい懸賞サイトに登録すると勝手に出会い系にも登録されたりします。
○メールアドレスをむやみに公表しない
 HPやブログにアドレスを載せているとスパマーが自動捜索して拾っていきます。
 試しにyahooメールを7月4日に取得して、HPの連絡先に公開したところ、7月10日にスパムが入り始めました。
 サイトに載せるにはアドレスの@を☆や@@@等に置き換えて、メールを出す人に@に書き換えてもらう、画像として掲載する、フォームで投稿するようにするなどの方法があります。
 全く公表しなくてもメールが入ることがあります。
 ランダムに文字や単語を組み合わせてアドレスを生成して送ってくるものです。
 複雑なアドレスにするのが対策ですが、完全ではないですし、肝心な必要な相手に伝えづらくなるのも困ります。

○次はフィルタリング。
携帯は携帯からしか受け取らないとかできますし
 パソコンのソフトでフィルタリングしたり、プロバイダでサービスがあったりします。
しかし、これらを試してもかいくぐってくるものは後を絶ちません。

3.スパムメールを受信したら
くどいようですが無視して削除。これが一番です。
まともな商売をしている人がスパムを送ることはありません。見なかったことにして忘れましょう。
特にやってはいけないこと
 ●スパムメールに返信する  読んでみたら思い当たることがあるので、問い合わせる…
  何かの間違いで送ってきたのでは?と親切に教える…
 スパマーは相手の性別年齢国籍など全く構わずダメ元で送ってきます。
 そこへ返信すると「これはメールを読んでくれる人だ」と解って、どんどん送ってきます。
  また、送信元アドレスは偽装していることが考えられます。
  架空だったり、実在の無関係の人だったり、果ては受信者自身を偽装していることもあります。
 ●配信不要のメールを送る  スパムメールの最後によく、登録解除とか以後配信希望されない方はここ→
  などとメールを送らせる文がありますが、やはりメールを読まれることを期待して多数送りつけられます。
  黙って無視しましょう
 ●文中のURLにアクセスする
  最悪です。ワンクリック詐欺やスパイウェアなどが仕掛けられている危険が多大です。
  宣伝している商品を買うなど悪徳商法に手を貸すことですし、氏名住所など詳細な情報を渡すことにもなります。
  アダルトサイトなど登録したら凄い額をボッタクられること必至。
  とにかく危険なので踏まないように。
 ●迷惑スパマーに抗議メールを送る
  100%無駄。届いたメールなど読むはずありません。日本語すら読めないかもしれません。
  逆に嫌がらせされるかもしれません。
  また、実在の差出人を騙っている場合この人に対する嫌がらせで発信されたメールかもしれません。
消極的なようですがとにかく無視あるのみです。実害があったら消費者センター、国民生活センターや警察等の機関に申し出ましょう。

4.スパムメールの傾向
○2006年8月16記
このところHTML形式のスパムメールが多いようです。
コード自体にウィルスが乗っている可能性があるうえ、内容が酷い!エロサイトそのままの裸体、痴態写真を貼り付けて送りつけてきます。職場でも家庭でもこんなもの開けたものではありません。
とても笑って読める代物ではありませんので、もちろんここでは紹介もせず捨てます。あしからず。
一見まともでも、写真のデータ自体はスパマーのサーバーにあって、これを表示するためスパマーのサーバーにアクセスしてしまうものもあります。
メールを開かなくてもプレビューで写真が見えているということは既にアクセスしているということですから、こちらに届いたことが判ってしまいます。
私はメーラーを「全てテキスト形式で表示する」設定にしています。
 スパムの内訳は、大体
出会い系等75%、薬(ED治療薬)販売17%(外国人名義の大半がこれ)、コピーブランド品販売3%、ソフト販売1%、本文なし1%、金融・ビジネス勧誘3%くらいです。
外国人名義、英語件名でも内容は日本語のスパムもあります。
本文なしというのは、スパマーがランダムに発生させたアドレスが有効かどうか調べるものと思われます。

○2007年1月27記
上記昨年8月からしばらくはスパムの傾向は変わりませんでしたが、昨秋11月頃から傾向ががらっと変わって来ました。英文スパムは別すると、出会い系アダルト系は減ってきて、
(1)まず儲け話が増えました。
 ネットビジネス特に流行のアフィリエイトを勧めるものがあり、さらに「マルチまがい商法」の勧誘となっているものもあったようです。
 同じく儲け話ではパチンコ打ち子モニター募集が急増し、年末まで激しく飛来しました。
(2)金融話特に貸金スパムも多くなっています。これは金に困っていなければ引っかかることはないと思いますが、やっていることは悪質です。
(3)そして現在特徴的なかつ危険なものがワンクリック詐欺スパムで、以前は殆どなかったものが、12月以来200通以上飛来しまだ毎日5〜10本は来ます。
ますますスパムの誘導先をクリックすることは危なくなりました。
もちろん従前の出会い系誘導スパムもありますが以前の勢いがありません。力作?の連続物など殆どありません。(こういうのが楽しかったんだけどなぁ…)

どうも、出会い系サイトからワンクリック詐欺に一部業者がシフトしている節があります。
注意すべき誘導URLのドメイン一覧はこちら。
業者がスパムによりカモから金を手にする手順を概説すると
○出会い系(例)
 1)スパムでサイトに誘導、登録させる(初め無料ポイントあり)。
 2)→初めどっと異性からのメールが来る。サイトにもよるが返信にポイントがかかる。
 3)→何度かメールのやり取りで意気投合の雰囲気に。写メの交換、直アドの交換はまた別ポイントがかかる。
 4)→やっと会える段になるとポイントが終わり慌てて追加ポイントを買う(振込み:ここでやっと業者に金が入る)
 5)→相手に急用ができて会えず延ばされ、またしばらくして4)へループ

○ワンクリック詐欺
 1)お宝映像を餌にスパムでサイトに呼び込み一つ「OK」をクリックすると「登録」(これを業者は「契約」と強弁する)。
  1日以内に振り込めと表示。カモのIP、ローカルホストなど表示して個人情報を取得したと思わせる表示もある。
 2)カモは慌てて指示額を振り込む。遅れれば「法的措置」をちらつかせて督促メールを繰り返し送り、怖くなったカモは振り込む
ワンクリ詐欺はほぼ即日金を手にできて、しかもコンピュータに自動的にやらせることができます。楽で手っ取り早いのはこちらですね。
出会い系は金が入るまで時間がかかり、メールのやり取りにサクラを雇ったり人件費もかかります。
しかし昔出会い系は本当に会えた歴史があるので信じる人も多いし、上記の様に残りポイントが減ったところでサクラが会う話を持ちかけるなど、テクニックしだいで1人のカモから長い期間もっとボッタクれる利点(?)もありますが。
1月16日の「タクミ通信」摘発を受けてスパムも変質していくものと思われ監視は怠れません。

○2007年3月11日記
ワンクリック詐欺スパムは相変わらず飛来し、ついに通算500通に達しました
複数のエントリで触れましたが、コード化したメールアドレスを埋め込んだWebビーコンを忍ばせてアクセスしてきた相手のメールアドレスを収集する手口も普通になりました。
貸金や打ち子スパムは下火ですが、私に飛来するスパムに限った話ですし、また新しい手口を考えてくる準備段階かもしれません。

なお、英文スパム(時にキリル文字もある)は正確な目的が解らないため収集対象から外しました。
文章がどうにも意味の判らないものだったり、HTMLメールが多く何が仕込んであるか判らないせいもあります。
意味の判るものを読むとED治療薬販売が多いのと、オンラインカジノ勧誘が増えたようです。
日本国内からオンラインカジノに参加することは違法性が高いようです。日本語スパムにもこの目的のスパムが現れていますのでご注意下さい。

5.スパムを扱うサイト(自戒を込めて)
 スパムメールを晒しているサイトが沢山あります。
 毎日の日記の話題の一つに時折気になったスパムを載せている方もありますし、社会問題の一つとしてスパムを扱う方もあり、スパム専門に扱うアンチスパムブログも多くなりました。私も最近ここに参入した一人です。
 スパムの迷惑な点は無駄な通信が増えること、危険な商法に引っかかってしまうことのように受信者が被る事の他、スパマーが文中や送信者に使った偽名と同じ名前の人がスパムや悪質商法に加担していると取られかねないことです。
 スパムに実際の人間が登場することはまずありません(情報商材など稀にありますが)。スパムを晒すサイトではこれは大前提して記事にしていますが、読者の中には晒してあるスパムを、送信者や登場人物が実在して書いたもの、果てはブロガーが書いたものと思ってしまう方もあるようです。
 特に検索エンジンから記事に直接アクセスした場合、前提条件が頭にないため、この様な誤解が生じ易いようです。(私はこれで最近失敗しました。)
 ブログ等でスパムを扱う方は、人名や内容は架空であることが前提、と断りを入れる等考慮する必要があると考えます。

なお、最近「スパムや出会い系のサクラを晒し、優良出会い系サイトをご紹介」などというブログが乱立しております。スパムの文面を検索するとこういうブログが多数ヒットします。検索エンジンの機能を利用した新たな宣伝方法とも考えられます。お気をつけ下さい。


昨年12月の世界の電子メールの9割以上はスパムメールだったそうです。
あのころ台湾の地震でアジア向け回線が切れアジアに展開する日本商社などは本当に困っていたのに。
トラフィックを無駄遣いする迷惑メールは無くなってほしいと思っております。
時が経てばアングラ文化としていつしか消え行くものかもしれませんが。

ガイドツアー順路
Aコースガイドツアー・スタートページへお戻り下さい
Cコースガイドツアー・スタートページへお戻り下さい
お疲れ様でした。
posted by 末期ぃ at 18:07 | 広島 ☁ | 対策と注意点 | Comment(0) | TrackBack(0)
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