そんな昨夕、そんな私に切り込んでくる女性スパムがありました。
※実在の人物と関係ありません。
送信者: "都丸浩美" (hiromi.tomaru.free.siyen-net@gorgeous-ladys.info)これまた私事ながら、都丸とか外丸(いずれもトマルと読む)とは私の生まれ故郷に良く見る姓ですが全国的にはあまりないみたいです(特に外丸)。
件名 : 初めまして、浩美っていいます。
日時 : 2011年11月15日 18:07
幼少の頃両親に捨てられた私は、児童施設で育ちました。
そんな私含め施設を影で支えてくれた地主で投資家の宮川さんは年間2億円もの寄付をされていたと、先日施設の園長先生に聞かされました。
宮川さんを見習ってというわけではありませんが私出来ることはないかと考えた末、個人的贈与による支援活動がある事を知り、私も見習うことにさせてもらいました。
ささやかながら1000万の寄付と、今後の人生設計のお役に立てるなら力になりたいと考えています。
助け合いの精神、困った人を救うのはある意味私の使命だと考えます、もし現在お困りでしたらお声かけてくださいね。
ttp://free.siyen-net.gorgeous-ladys.info:99/5se3wt/
そういう懐かしい姓を見つけると、つい目が留まってしまいます。面識はありませんが実際こういう氏名の方が何人かいらっしゃるようで、ホント親の同級生にでも居そうな人の名です。
そんな出だしなので嘘と知りつつ読んでしまいました。そういえばこの前の年末年始に突如起こったタイガーマスク運動(伊達直人を名乗る)も最初は当県の児童相談所が発端だったよなあ…
それにしても「児童施設」というのは判ったようで曖昧な記述です。単なる児童公園とか遊園地だって児童施設ですし。
まあいいたいのは児童福祉法にいう児童福祉施設、その中でも第四十一条に謳う児童養護施設なんでしょうけど。
都丸さんは「投資家の宮川さん」の善意の施設で育ったとのことですが、もしや「資産家」の間違いなんじゃ?
いまどきの内外の投資家なんて、配当さえ上がれば企業の社会性将来性だの、国の経済の安定だのエネルギーの安定供給なんて考えるどころか荒れてくれたビジネスチャンスなんて考え、金を転がす連中ですから…
>助け合いの精神、困った人を救うのはある意味私の使命だと考えます
「困ったときはお互い様」って詐欺師がよく言うんですよ。恩に着せといて何十倍も返させる。自分からこう言い出す人はまず疑いましょう。
いい話なんですが、都丸さんが成人していかに1000万(単位不明)をポンと出せるほど稼げるようになったのか立志伝もあったらもっと良かったのにね。
さて都丸さんが「声かけてくださいね」と示した誘導先はこんなページです。(クリックすると別ウィンドウが開きます)
タイトルバーに『SIYEN-NET [シエンネット] 非利益団体 個人支援ネットワーク』とあるページです。(非営利団体じゃないの?)
『当団体では個人向けの支援者及び、非支援者を繋ぐ活動をしております。』『登録支援者・非支援者が2千人を突破しました』とあるなど、非利益(笑)に引かれたか、非支援者という表記を散々繰り返し、被支援者とは言いません。
ページ作成者は素で知らないのでしょう。
>ビジネス誌において支援アワード2011を受賞しました
栄誉ある賞なら誌名を挙げるでしょう。誌の宣伝にもなるのだから、さあおっしゃい!
都丸浩美さんの文章(スパムと同じ)と写真もあり、美容室(ご自分の店舗かな?)みたいな雰囲気で撮っていらっしゃいますが、なんで堂々とカメラで撮った写真でなく、携帯の自分撮りなの?
この団体、個人向け支援が目的と言うけれど、どういう目的(生活安定、起業、投資等)ならいいのか、寄付なのか貸付なのか、担保はなど全く条件を示して居ませんで気味が悪いです。
やたら金銭の写真をちりばめて居ますし「支援ネット」の略にSIYEN-netと表記するのもさもしい雰囲気です。
ページ最後の表記(普通copyrightが入る)には非営利団体 個人支援ネットワークとありますが、もちろんこの名のNPO法人の登録はありません。
ここで「支援受け取り希望」とメールアドレスを送ってしまうと、出会えない系サイト「ルミエール」(lumiere55.com)に登録されてしまうという、毎度おなじみのオチでした。
餌が逆援助でない(都丸さんの年齢容姿に含みがあるのかもしれませんが)だけが珍しいスパムでした。

国民生活センターの見守り情報を読むと、高齢者の『お金あげます・出会い系被害』多いそうです。
URLでも一目瞭然でSSL暗号化などされていません。
ベリサインだのプライバシーマークなんて画像だけ貼り付けてるインチキサイトがぞろぞろ見つかっています。
余命わずかなだが家族に遺産をやりたくないなどと、赤の他人に譲渡を申し出てくる手口、国の内外を問わずある古典的なものですが、そんな荒唐無稽な話に引っかかってしまうんですねえ。