昨日の井上麻美子メールや先ほどの痴女モノそれにこれからお伝えするように新作が混じってきました。
駄作の新作発表するな!
送信者: "斉藤晃子" (ari.madison_county.0928.pr11.vate@softbank.ne.jp)
件名 : 秘密厳守で「マディソン郡の橋」をしませんか?
日時 : 2009年10月17日 20:00
はじめまして、斉藤晃子と申します。
既婚で2人の子供がいる42歳の主婦です。
ほぼ一日中を家の中で過ごす平凡な毎日。
母としての妻として一生懸命やってきましたが
女性としての喜びを放棄したわけではありません。
先日「いつまでも一人の女として見てもらいたい」と
主人に話したところ「気持ち悪いこと言うな」と言われました。
歳をとっても私は女でいたいんです!
「マディソン郡の橋」と言う映画をご存じですか?
あの映画みたいに、たった数日でもかまわないので
恋をして女として喜びが感じられればそれで十分なのです。
ただ、家族を捨てることは出来ませんので
秘密厳守で、お互いにプライベートに干渉しない
そんな関係を守れる方を希望します。
私のプロフィールと写真はココに載せました。
ttp://wakasagiga.com/towakoi/
女であることを意識し続けてきたので
体型も30代の頃と変わってないと思います。
話だけでも聞いてもらえると嬉しいので
連絡よろしくお願いします。
このスパムの題材になっている「マディソン郡の橋」は1995年に映画化された小説。私は映画も小説も目を通していないのですが、当時はかなり話題になり、テレビでも雑誌でもうんざりするくらい繰り返し取り上げられました。
伝聞であらすじを述べますと、1965年秋アメリカ・アイオワ州マディソン郡の片田舎に住む農場主の妻が、夫と二人の子が遠方に出かけた4日間に、土地の珍しい"Covered Bridge"(屋根の付いた橋)を撮影にきたプロカメラマンと恋に落ちたとのこと。
しかしその4日間にキッパリ逢瀬を終え二人は想い出を抱いて生きたというお話のようです(乱暴ですみません、詳しくは検索や原典に触れて調べることをお奨めします)。
これだけ書くと不倫小説と思われますが、これが世界中で支持されたのは、その前後の二人の人生の描写と筋立て、映画でのイーストウッド(監督も)とメリル・ストリープの好演の賜物と言われます(無論不倫が題材故に賛否両論ありますが)。
翻ってこのスパムが取り上げているのは単に中年のアバンチュール。
名作の感動のかけらもありません。
このスパムの誘導先は「中年男女の出会い応援サイト『永遠恋〜トワコイ〜』」というサイトです。
30歳以上の中年男女限定出会いサイトだそうです。
そりゃまあ、世間にそういう需要は無いとは言えませんが、不倫で誘うのはどうよ?
会員の体験談で『年相応が一番』や『知り合って3ヶ月で結婚』はいいとして、『逆援セレブ様で人生大逆転』ってのはテーマと全く合わないじゃない?
この名作ぶち壊しサイトの本当の登録先は、またしても「和み庵」(na-relief.com/pc)でした。
実はこのスパムは今朝10時前に最初1通届きました。
あれほど話題になったのだからと昼間地元の書店をいくつか当たったのですが、この原作小説を全く置いていませんでした。
若者に限らず、世の活字離れは本当に深刻だと思います。
